2022年まとめ
色々あった2022年もあっという間に終わりです。
年末年始はかなり忙しくなりそうなので、今のうちにまとめ的なものを書きます
今年のベストバイ
今年買ったものでベストバイは、やっぱりTESCOMの低温調理器(TLC70A)ですね。
自分はクラウドファンディングで5月頃に支援して7月頃に手に入れたわけですが、今はもう一般販売しています。
【 楽天1位 】 低温調理器 芯温スマートクッカー TLC70A
内容についてはボクが以前書いたレビューを読んで頂くことにして、あれから鶏胸肉のサラダチキンをひたすら作ったり、気が向いたら豚バラ塊でチャーシューとか角煮とか牛すじ煮込みとか、色々作ったりしています。
豚や鶏の調理がウマいこと出来るので、もうフライパンで焼いた塊肉より、低温調理した肉だな…という気分になるくらいです。
低温調理した肉をベースにさらに料理を組み上げるというのもなかなか良かったです。(棒々鶏とか、普通に野菜炒めの最後に低温調理肉を入れてさっと炒めるとか)
芯部温度が測れるだけあって、ローストビーフなんかはきれいに作れるので「正月のお料理に高いお肉で失敗せずにローストビーフを作りたい」っていう人はかなりおすすめです。
あと、自分で温度管理しなくてもほったらかしで良く圧倒的に楽で、その間に掃除するとか、他のおせち作るとかそういった使い方が出来るのが良いですね。
そして、家にずっと居るリモートワーカーにも特にお薦め。
鶏胸肉やら食材を入れておいて仕事などをしつつ、鳴ったら回収して粗熱取って冷蔵庫に入れれば良いので、出社しているヒトよりも普段使いしやすいと思います。
または毎回同じ食材を使うのならば使ってるうちに完成までの時間がだいたいわかるので、夕食までの時間を逆算して仕事途中でセットして、夕食用意するときにはできている…みたいなこともできますね。
使い込んでいてわかったことはいくつかあるのですが、一つ分かったのは食材を入れるのに使うZIPロックは普段ならSサイズで充分ということ。
鶏胸肉一枚程度ならSで余裕。
450gを超えてくるようなやつだったり汁物だったりするとMサイズ使ったほうが良いかな…という感じです。Sのほうがやすいですしね。
というわけで、ZIPロックは特売のときに買い込んだりしてます。
今年を振り返り
思い起こせば2022年は色々ありました。
戦争、さらなる半導体不足、機械学習サービスが本格的に出てくる、人類は再び月を本格的に目指す等など…
色々ありすぎて一つ一つの話題を掘り下げるのはあれですが、ボクとしては半導体不足が一番痛手を喰らいました…
半導体不足で一ついうと、仕事である製品を作ってるわけですが、今年始めにあるCPUで開発を進めていて、今年の春すぎ辺りから代理店に
「XXXXはもう入手だめだから、機能が似ていて値段そんなに変わらずピンコンパチなアップグレード版のYYYY(同じメーカ)にしたほうが良いですよ〜2023年1月にはまとまって入手できますよ〜」
なんて言われ、上層部にそうしろそうしろと代理店に言われるがままそうなり、それの評価用のボードをなんとか夏頃に入手しそちらに切り替えて開発を進めていたまでは良かったのですが、、、
急に今年の秋終わりからまたしても代理店が
「しゅまん、YYYYは2023年末まであかんわ(納期100週)」
と言われ、上層部もブチギレ、その結果確実に手に入るけど機能がだいぶ劣る(もちろんコンパチなどない)他社製のあるCPUに切り替わってしまい、煽りを喰らったボクが今一生懸命泣きながら対応をやっていっているということがあります。。。
世間では「半導体不足は解消した(する)」など言われていますが、それはどうもパソコンなどの半導体不足が解消(というかPCはクルマとかスマホとかと比べても需要はそこまで無いですし)と言うわけで、いわゆる電化製品やおもちゃや細かいIoT機器など「○みこ○機器」と言われるものの半導体不足はまだまだ解消できてないなと…
中小が手に入らないのなら購買力や政治力(?)の関係で買い負けてるんだろうなぁということで落ち着くわけですが、任天堂Switchの生産も追いついていない、クルマメーカーも納期が酷いことになっているとか、そのような事例が結構あるそうで大企業や大需要家ですら未だに半導体不足の影響を受けている…ということはサプライチェーン混乱やコロナのロックダウンの問題だけではないなぁと…
ちょっと考えすぎかもしれませんが、大需要家を無視して優先しないといけない相手…といえばもう軍需産業しかないわけでして、露・ウクライナ戦争でもあれだけドローンの有用性やら半導体を使った近代兵器の重要性を嫌というほど認識できれば、、、そりゃ各国は焦って新し目のチップをできるだけ確保して、それを使って新しい兵器を開発して、昔の兵器と切り替えて有事に備えたいということなのかもしれませんね。
というわけでどこの企業も割と半導体が手に入っていないということで、本来入れたい機能を入れられず、削ったりなんとかしてお茶を濁した家電やら製品が今後しばらく出てくることだろうなぁと思います。
2023年に思うこと
まずは半導体不足をなんとかして〜って言う感じですね…
というかモノが造れなくて2021〜2022年の間に潰れた所って結構あるんじゃないかななんて思います。。。一寸先は闇ですね
PC辺りは需要が落ち着き値段も落ち着きそうなので、そろそろ家のPCを更新したいなと。
家のNAS(ファイルサーバ)は既にNanoPi M4というraspberry piのようなもので運用していて、このOSも数ヶ月前にUbuntu22.04にしたのでそのことも書かないとなぁとか、書くネタも結構溜まってきてはいます。
あと気になってるのがAIの遺電子のアニメ化ですね。
TVアニメ「AIの遺電子」公式サイト
2022年は強化学習器に絵を書かせるモノがいっぱい出てきて、なかなか良い絵を書くので「それはズルい」と怒る絵師が出てきたりするなど色々ありましたね。
Githubも「copilot」というコードを強化学習器に書かせて開発支援をするというサービスを出しました。
11月にはとても大規模(巨大言語モデル)な強化学習器を使ったチャット用のChatGPTが話題をかっさらいました。
世間ではこれらを「AI」と呼称しますが、厳密にいうとこれらの強化学習器と「AI」は違うものでこれらはあくまで過去の大量のデータから最も多い答えを確率的に導き出し「これが良いかも?」としているに過ぎず、「高度な知性」とは言い難いものです。
しかし、突き詰めるとこれはヒトだってそうかもしれないなぁという本質的な話になるかもしれず(もともと強化学習器はヒト脳の一部の所作を模倣したものです)、もし強化学習器の延長線上に所謂私達が定義するような「AI」があるとしたらそれは「AIの黎明期」、「AIの幕開けの時代」と言っても差し支えがないのではとも思っていたりします。
話戻しまして、「AIの遺電子」はヒトと変わらないAIを搭載した(ある意味凌駕していて能力に制限が掛かっている)ヒューマノイドが共存している未来があるとしたら…ということをいろんな側面から描いていて、未来に発生するであろう事象が丁寧に描かれておりとても示唆に富む内容が多く、とても衝撃を受けた漫画でした。
2023年に放映されるかどうかはわかりませんが、この「AI黎明期」にぴったりなアニメでして放映されたら良いなぁということで。。。